九州電力やらせメール問題

九州電力は六日、玄海原発（佐賀県玄海町）２号機、３号機の再稼働に理解を求めるため、
政府が主催し六月二十六日にネットなどで中継した県民向け説明番組宛てに、
一般市民を装って運転再開を支持する意見メールを寄せるよう、
九州電力社員が九電子会社社員らに指示していたことを明らかになった。

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原子力への不安が高まっている今、公平性が担保されるべき説明会で、
当事者である九州電力が行なった「やらせ」には、各方面で批判の声が高まっている。

この影響から、７日午前の東京株式市場で、九州電力の株価が急落した。
午前の終値は前日終値比９６円安の１３６３円。下落率は６・５８％に達した。
また、ストレステストの実施表明によって、他の電力会社の株価も軒並み値を下げている。

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